こんにちは。一宮花です。
皆さん、山王日枝神社さまへ参拝された時に拝殿の中を見たことはありますか?
参拝されている方が少ない時に両サイドからは天井を見ることができるので
ぜひ天井に咲く美しい花たちをご覧ください。
(写真撮影はNGですよ)
そして、もう一つ。
両側に文字が掲げられています。
季節ごとに違うのか、行事によって変えられているのか伺ったことが無いのでわかりませんが
前回参拝させていただいた時、右側にあったのは
「聖壽無窮」「萬民豊楽」でした。
この「聖壽無窮」ってどんな意味なんだろう?と思い、すぐに調べました。
聖壽は、天子の年齢・寿命
無窮は永久に続くこと。限りなくという意味です。
そして、この時検索結果に出て来たのが
中林梧竹という書家の掛け軸です。
明治天皇の誕生日を祝う11月の掛け軸がこの「聖壽無窮」。
中林梧竹という方を私は初めて知りました。
この書を見ただけで、何とも清々しく幸せな気持ちになりました。
できれば、佐賀県にある中林梧竹記念館へ行きたい。
梧竹の書に会うためだけでも、行く価値があると思います。
お近くの方は、ぜひ佐賀県小城市にある
中林梧竹記念館へ足を運んでみてください。
梧竹に出会わせてくれた、山王日枝神社さまに感謝です。
この出会いは、人生の宝です
記念館へすぐには行けないけれど、様々な作品、人となりに触れたい方は
まだ全部は見ることができていません。
昨夜、「これから先の恋(シャオ・ジャン&ヤン・ズー主演の中国ドラマ)が
あまりに切なすぎて、シャオ・ジャン演じるグー先生の苦しみと憤りを思って眠れなかったのです。
そこまで感情移入している自分にも驚きでした
が・・・今朝、書を拝見しているうちに、自分の正中軸が調ったような氣さえしています。