父は今年米寿です。
今年のお盆は咳き込むことが多く、年齢を感じてしまいました。
それでも、一人で電車に乗って病院へ行くし、買い物へも行きます。
父は言いたいことをその場で言います。
たとえば、大抵の方は食事へ出かけて不味かったとしても、
そのお店の中にいる間、店員さんが目の前にいる時に
「まずい」と言わないと思いますが、
父は平気で「こんなまずいもの!」と聴こえるように(笑)言います。
店員さんがいてもいなくても構いません。
お店にいてそう思っている人がほとんどの場合は
「よくぞ言ってくれた!」というエネルギーが伝わってくるほどですが
誰もいない店内の場合、父の声が響くわけです。
時にはこちらが恥ずかしくなるくらいひどい言葉を
繰り返し発しています。
けれども、こちらが恥ずかしく思う必要はないのですよね。
私が言ったわけではなく、言わせたわけでもありません。
ああいう時に恥ずかしいと思ってしまう心理って、
どこかで「良い人と思われたい」という意識が働いているのかもしれません
だいたい途中からそんな自分が可笑しく思えて来て、私は笑いをこらえるのが大変
まだまだ未熟者です。
そういうの全くなく、言いたいこと言ってしまう父の言葉は
いつも的を得ています。
私もそう在りたいと思わせてくれる父です。
1日1回☆応援クリックお願いします
◆東日本大震災から3年つながろう明日も