私がお参りさせていただいている鎮守神社のご祭神は、
「須佐之男命」です。
皆さんはどんなイメージをお持ちですか?
荒々しい荒ぶる神、乱暴狼藉を働く神、イサナミが恋しくて泣き叫ぶ姿・・・ヤマタノオロチを倒す勇猛果敢なたくましく優しい神いろんな面が伝えられてはいますが、やはり、神様としてどうなんだろう?と思うような印象が強いかもしれません。
これは古事記・日本書記のイメージが強く影響しているのですね。本来のスサノオ大神さまは、自ら道なき道を歩き、日本の国土を豊かに心安らかに暮らせる平和な国家へと導いたリーダーであり、指導者でもあったと感じます。
どんな説があるにせよ、人にもその時々いろんな面があって当たり前なように、神様にもいろんな面があり、神様にも過ちはあり、人と同じように、喜びも悲しみもあるのだと思います。
氷川神社へ数年お参りをさせていただいて、私自身が感じたことは、とても大きな御神徳があり、穏やかで大らかに、心強く守護してくださる神様だということです。
今こうしてブログを書いている時でさえ、ふと目を閉じると氷川神社のご神気に包まれ、涙が溢れてきます。お参りを続けているうちに、すっかり須佐之男大神様が大好きになってしまいました。以前は怖い、厳しい神様だとばかり思っていたのです。そんな風に思い込んでいて、なかなか大宮氷川神社へもお参りできなかったほどです(笑)。
今では毎日のようにお参りさせていただき、気が重い時、悲しい時、足が重い、膝が痛い、腰が痛いとき、何もお伝えしていないのに、帰る時には身体も心も軽く、痛みがあった場所は痛みが消えています。
世の中には、様々な情報が飛び交っています。
スサノオ大神さまが教えてくださったことは、自分の目で見る、心で感じる、実際に行って会ってみる、行って肌で感じる、心眼で見ることが大切だということ。良いニュースだけではなく、嫌だなと思うニュースでも、嫌だなと感じる人であっても、真実は違うかもしれません。自分には関係ないこととは思わず、この地球で、世界で今何が起こっているのか注意深く見つづけましょう。
認識したうえで、日常でできることを精一杯する、辛く来るしい時でも、その中に幸せを感じ、笑い飛ばせるくらいの心意気で強く生きていったなら、きっとさらに神様は喜んで後押しくださいます。できないことがあっても良いんです。できることをする、自分を過小評価せず、自分をどれだけ生かせるか努力をする、そのお姿を神様はちゃんと見ています。